■今後の見通し

C&Gシステムズ<6633>の2020年12月期の業績は、売上高4,262百万円(前期比1.6%増)、営業利益320百万円(同3.5%増)、経常利益344百万円(同4.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益193百万円(同6.7%増)と予想されている。

セグメント別売上高では、CAD/CAMシステム等事業を3,723百万円(前期比5.6%増)と予想している。既存ビジネス(主力パッケージ製品の販売、保守サポート体制強化)を中核に、後述する各基本戦略の遂行により増収を確保する計画だ。金型製造事業においては、通期では538百万円(同19.6%減)を見込んでいる。新規顧客開拓、外注先との協力体制強化による生産性改善に注力するが、米中貿易摩擦の影響が懸念されることから減収を見込んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)




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情報提供元: FISCO
記事名:「 C&GSYS Research Memo(5):2020年12月期は営業増益予想