イード<6038>は22日、学研プラスから、「アニメ関連事業」を譲受することを決議したことを発表。

同社が今回譲受する事業は、1981年に創刊したアニメ専門月刊誌「アニメディア」、月刊の声優専門誌「声優アニメディア」および月刊の男性向けアニメ専門誌の「メガミマガジン」の発行、不定期のムック発行およびウェブメディアの「超!アニメディア」の運営。

同社では2012年1月より、アニメに特化したウェブメディアとして「アニメ!アニメ!」「アニメ!アニメ!ビズ」を運営、順調な成長を続けてきた。また、2019年8月からはブロックチェーンを活用した翻訳プラットフォーム「Tokyo Honyaku Quest」のパイロット版をローンチし、「アニメ!アニメ!」の英語版サイト「Anime Anime Global」を運営している。

今回の統合により、ウェブでは毎月200万人、2000万PVを超える閲覧数となる。また、当事業では月刊誌3誌に加えて年間20点以上の別冊・ムック・一般書を刊行しており、多くのアニメユーザーにリーチしている。今後は、これらのメディアを活用したマーケティングを強化する一方、同社が掲げる「メディアの360度ビジネス展開」を目指し、両社がこれまでも取り組んできた、番組制作・配信、イベント展開、音声やVTuber、海外展開などの新領域の開拓を積極的に進めていく。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 イード---学研プラスから、アニメ関連事業を譲受