(4) 各事業セグメントの事業モデルの詳細 a) ブランド事業 ブランド事業の事業内容は、顧客の中小企業が「らしさ」、すなわちブランドを形作る部分をサポートすることである。ブランディングテクノロジー<7067>はポータルサイトの運営から事業をスタートしたが、その後Webコンサルティング事業に進出し、Webサイトの問題調査、原因分析、改善策の提案などのソリューション提供を開始した。この際、Webコンサルティングの視点が多種多様ななかで、同社はブランディングに軸足を定めたことが今日のブランド事業へとつながっている。
c) オフショア関連事業 オフショア関連事業は、連結子会社のアザナ及びVieTryと連携してWebサイトの制作や運用・開発などのソリューションを提供する。ITサービス業界では、ソフトウェア開発など労働集約的な要素が強い業務を、人件費が相対的に安い地方や海外に移管する動きが目立つ。こうした動きは“ニアショア・オフショア戦略”などと呼ばれることもあるが、同社のオフショア関連事業はまさにこれに該当する。