いちご<2337>は25日、100%子会社のいちごECOエナジーを通じ、太陽光発電所の建設と運営を目的に、グリーンボンド(私募債)を発行することを発表。

発行価額は29億円で、発行年限は10年。総額引受人を三井住友銀行とし、三井住友銀行、第四銀行、りそな銀行、きらぼし銀行から資金が拠出される。

同社の発電開始済の発電所は42発電所(118MW)となっており、開発確定案件を含めると、59発電所(184MW)に拡大している。今回のグリーンボンドによる調達資金は、発電開始済みの5発電所(いちご徳島東沖洲ECO発電所、いちご東広島西条町田口ECO発電所、いちご津ECO発電所、いちご笠岡岩野池ECO発電所、いちご泉南狐池ECO発電所)のリファイナンスと、開発中のいちご笠岡尾坂池ECO発電所の建設資金に充当する。

このグリーンボンドは、「グリーンボンド原則」および「グリーンボンドガイドライン2017年版」に則り、第三者機関より、主に環境改善効果、同社の経営における良好なESGへの取組みと情報開示の点が評価されている。また、環境省の2019年度「グリーンボンド発行促進体制整備支援事業」の補助金交付対象となっている。



<SF>

情報提供元: FISCO
記事名:「 いちご<2337>---いちごECOエナジー、太陽光発電所の建設と運営を目的にグリーンボンド発行