テラスカイ<3915>は17日、量子コンピューターを使った課題解決を目指す子会社、株式会社Quemix(キューミックス)を設立し、業界初のコンソーシアム「量子コンピューティング・ラボ」を立ち上げることを発表した。

Quemixは、世界で最も進んだ量子コンピューティングの提案であるIBM Qシステムを活用。企業やソフトウェアエンジニアを教育するためのラボを立ち上げて参加企業を募集し、企業の研究開発活動を支援する。民間企業のみで構成されるコンソーシアム設立は世界初であり、コンソーシアム参画企業に対しては、量子コンピューターの利用以外に、メンバー企業の研究者に対する量子コンピューターの教育や量子コンピューターを使った問題解決等の支援を行う。

同社は、2018年にR&D部を設立し、機械学習などの研究を進めるうち、量子コンピューター・量子アニーリングマシンの調査研究も進めてきた。2019年6月19日には技術進化が著しい各種ソリューションの中から、顧客の課題にとって最適なソリューションを提案するためQuemixを設立した。機械学習や数理最適化などの技術のほか、量子コンピューターや量子アニーリングマシンなどをミックスし提供出来ることを強みとしている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 テラスカイ---量子コンピューター市場の創造をめざし新会社設立。IBM Qを使用し教育と開発を行うコンソーシアム創設