ジャパンベストレスキューシステム<2453>は22日、損害保険業の免許取得を目的とした準備会社の設立、および金融庁認可を前提として子会社ジャパン少額短期保険の減資に関する決議を行ったと発表。

ジャパン少額保険は少額保険業の特徴を生かし、賃貸住宅入居者向け家事保険、自転車事故による自分のけがや他人への賠償責任に備える保険などを販売し業績を伸ばしている。一方、少額短期保険には保険商品開発面や販売面において制約があり、ニーズに対応した保険商品を開発できないことが発生していたことから、今回、ジャパン少額短期保険は少額短期保険業を継続しつつ、新たに損害保険業の免許取得を目的とした「ジャパン設立準備会社」を設立する。損害保険会社とジャパン少額短期保険がそれぞれの特徴を活かした商品開発を行うことで、顧客に身近に感じてもらえる保険会社を目指すとしている。

保険業法において、損害保険会社の最低資本金は10億円と定められている。ジャパン少額短期保険会社の資本金は7億円、資本準備金は4億円の合計11億円だが、金融庁の認可等を前提に10億円の減資を行い、資本金は1億円、資本準備金は0円へ変更。残りの10億円をジャパン設立準備会社が今後おこなう予定の増資の資金とする予定。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ジャパンベストレスキューシステム---損害保険業の免許取得を目的とした準備会社設立、ジャパン少額短期保険は減資