(1) オープンシステム基盤事業 オープンシステム基盤事業は、主力の「LifeKeeper」やRed Hat, Inc.関連商品、OSS関連商品・サポートサービス等で順調な売上拡大を見込んでいる。一方、利益面では商品販売の粗利率低下や新製品等の開発投資増加が減益要因となる。
「SIOS Coati」については新たに米国でも販売を開始する予定となっている。米国で同様のサービスを行っている企業はなく、販売チャネルを上手く広げることができれば契約社数を加速的に伸ばせる可能性があるだけに、今後の動向が注目される。なお、Red Hat, Inc.が2019年の秋までにIBMに買収されることが決まっている。現段階ではRed Hat, Inc.関連商品の商流に変更はなく、同社業績にも影響はないものと思われる。