みらかホールディングス<4544>は19日、子会社であるエスアールエルと中外製薬<4519>が、中外製薬の遺伝子変異解析プログラム「FoundationOne CDx がんゲノムプロファイル」について業務提携契約を締結したと発表した。この契約によりエスアールエルは、同プログラムを利用する医療機関から検査を受託する。

「FoundationOne CDx がんゲノムプロファイル」は、がん関連遺伝子のゲノムプロファイリング機能として、患者の腫瘍組織を用いて、固形がんに関する324のがん関連遺伝子の変異情報などを一度の検査で網羅的に調べることができる。コンパニオン診断の機能としては、分子標的薬の適応判定の補助として使用することができる。また、バイオマーカーとしてマイクロサテライト不安定性の判定や主要の遺伝子変異量の算出を行う。

エスアールエルは、がんゲノム医療領域の強化・拡充に向けた専門組織「がんゲノム戦略室」を2018年1月に設置しており、取り組みの強化を進めている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 みらかホールディングス---「FoundationOne CDx がんゲノムプロファイル」に関する業務提携契約を締結