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一時急伸、11万株(1億円)を上限に自社株買いを実施すると発表している。取得期間は26日から20年2月25日まで。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.48%。株主還元の強化及び将来の機動的な資本政策を可能とすることが目的。株価が取引時間中としては18年11月13日以来となる1000円の節目に向けて上昇基調を強めていることも先高期待につながっているようだ。
<4557> 医学生物 1720 +60
3日ぶり反発。コンパニオン診断薬の受託開発業務を開始したと発表している。コンパニオン診断薬は、患者が医薬品を有効で安全に使用するための情報を提供する体外診断用医薬品。医薬品を投与する前に効果や副作用を予測できるほか、治療中に適正な投与量を判断できるという。受託開発業務の開始で製薬企業やバイオベンチャーとの協業機会が増え、将来の利益拡大に寄与するとの期待から買いが入った。
<3691> リアルワールド 858 +150
ストップ高。グループ会社のカチコが動画の受託制作や動画ツールサービスの提供を行っているvivitoと資本業務提携したと発表している。提携で動画制作に必要な現地撮影を強化するとともに、リアルワールドが抱えるクラウドワーカーを活用した大量の動画制作を行い、動画ニーズの高まりに対応する。また、vivitoに在籍するプロクリエイターへの報酬を「RealPay」を通じて提供する取り組みも開始する。
<5704> JMC 1357 +67
大幅に続伸。長野県飯田市のコンセプトセンターに鋳造事業の新工場(第6期棟)を着工したと発表し、買い材料視された。稼働開始は7月の予定。新工場は、同社初となる砂型3Dプリンター「S-Print(ExOne製)」のほか、コールドボックス中子造型機、低圧鋳造設備の導入を予定しており、付加価値の高い複雑な形状の製品を短期間で製造することが可能になるという。
<4420> イーソル 4935 +510
大幅に4日ぶり反発。3月31日(実質的には3月29日)の株主を対象に1株につき4株の割合で分割すると発表している。投資単位あたりの金額を引き下げて株式の流動性を高めるとともに、投資家層の拡大を図ることが目的。株式分割に伴って定款を変更し、発行可能株式総数を1744万株から6976万株に増やす。株式分割に加え、前日までの続落で値頃感が高まっているとの見方も買いにつながったようだ。
<3682> エンカレッジ 1162 +44
大幅に3日続伸。東証の承認を受け、3月4日から上場市場が第1部に変更になると発表している。エンカレッジ・テクノロジ<3682>は「業容の拡大と企業価値の向上に努める」とコメントしている。4月末にTOPIX(東証株価指数)の構成銘柄に組み入れられることから、パッシブファンドなどの需要を期待した先回り買いが入っている。株価が200日移動平均線を上抜けたことも買いにつながったようだ。
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