コマース事業の売上高は前年同期比5.1%増の37.93億円、セグメント利益(営業利益)は同6.6%減の7.15億円となった。国内卸販売は、新型iPhoneの効果により、iPhone用ケースを中心に受注回復の兆しが見られたが、商品の一部に欠品が発生し、10月末現在で1.19億円の受注残高を抱えるなど、十分な販売機会を捉えきれず、国内卸販売は前年同期に対してマイナスとなった。国内小売は、「iFace液晶保護ガラス」や「iFace Finger Ring Holder」など横展開を進めたことが奏功し、売上が堅調に推移した。また、米国連結子会社の売上高が大幅に伸長するなど、国内卸販売の落ち込みを国内小売と海外卸販売がカバーした。一方で、韓国連結子会社による無形固定資産の減価償却費を始め、広告宣伝費の増加等、販売及び一般管理費が増加した。