三機工業<1961>は9日、2019年3月期第2四半期(18年4−9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.3%増の807.23億円、営業利益が同130.1%増の11.26億円、経常利益が同61.7%増の15.40億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が7.96億円(前年同期0.95億円の損失)だった。

セグメントの業績では、建築設備事業は、主に産業空調分野における受注が好調に推移したことにより受注高及び売上高が増加した。セグメント利益(経常利益)は、増収及び工事採算の改善等により増益となった。

プラント設備事業は、受注高で機械システム事業が前年同期並みを確保した一方、環境システム事業は、前年同期に大型案件を受注した影響等により減少した。


なお、建築設備事業、機械システム事業及び環境システム事業は、通常の営業形態として、工事の完成引渡しが年度末に集中する影響で、売上高及び利益額が第4四半期に偏る季節要因がある。

2019年3月期通期については、売上高が前期比17.0%増の1,990億円、営業利益が同24.4%増の82億円、経常利益が同19.7%増の89億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同51.0%増の59億円と連結業績予想を上方修正した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 三機工業---2Qは営業利益が130.1%増、産業空調分野における受注・売上が好調に推移