農業総合研究所<3541>は12日、同社の登録生産者専用に、野菜や果物をパックする袋等の農業資材販売サイトを構築し、新たなサービスを開始したと発表。

同社は、全国約8,000名の登録生産者と都市部を中心とした約1,200店舗の小売店を、IT でダイレクトに繋ぎ、独自の情報・物流・決済のプラットフォーム構築による、新しい農産物流通システムを展開している。

同サービスは、登録生産者にとって簡便かつ有益な農業資材販売サイトを構築することで、登録生産者に対するサービスの強化と同社の新たな収益を獲得する狙い。

農業資材販売会社との直接取引による中間コストの削減、当社集荷場への一括配送による物流コストの圧縮により、低価格で農業資材を登録生産者に提供する。登録生産者は、農業資材販売サイトにて、いつでもどこでも注文することができ、当社の集荷場で農業資材を受取ることが可能となる。日々の導線で農業資材を購入することができるため、時間と手間を省くことができる。

同社は、この農業資材販売サイトを通じて新たな収益を獲得し、また、収集した登録生産者の農業資材購買データを活用し、次なるビジネス展開を図る見込み。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 農業総合研究所---登録生産者専用の農業資材販売サイトを構築、サービス提供を開始