TOKAIホールディングス<3167>は16日、岡山県にて同社グループのCATV事業を営むテレビ津山が、同エリアに対して光回線(FTTH)化投資を行い、新たなサービスの提供を開始したと発表。

具体的には、4K・8K対応放送サービス「TVTひかりdeテレビ」、最大1Gbpsの超高速インターネットサービス「TVTひかりde ネット」、固定電話サービス「TVTひかりde トーク」を提供する。
同社のCATV事業の特徴は、センター設備から顧客宅までを光ファイバーで繋いだネットワークにある。放送通信融合の時代を見据え、2006年から大容量の通信・映像・音声に対応したFTTH化を自前で進捗させ、2020年度には提供エリア全域の光化をほぼ終了させる予定。この光ファイバーネットワークがCATV事業の固定ブロードバンド通信サービスの高い収益率を実現、さらに4K・8K衛星放送等の放送の高度化にも対応するネットワークで、グループ競争力の源泉になっているという。
テレビ津山においては、連結子会社化を機に光回線投資を開始し、今後6年間で約12億円の投資を行い、2020年度末には光化エリアを約80%まで高める計画。これにより、同地域の高度情報通信社会の実現に貢献していく考え。



<SF>

情報提供元: FISCO
記事名:「 TOKAIホールディングス---光ファイバー回線を利用した新サービスの提供開始