コスモ・バイオ<3386>は29日、科学技術振興機構（JST）の「研究成果最適展開支援プログラム（A-STEP）産学共同フェーズ シーズ育成タイプ」（2018年度）に採択され、委託研究開発費の支給が決定したことを発表した。
採択された当該技術は、ニワトリを遺伝子改変させることで、様々なタンパク質を卵白に高濃度に発現させ、組換えタンパク質を低コストで大量に鶏卵中に生産することを目指すもの。

同社では、既にヒトインターフェロンβタンパク質についての製造方法を確立し、2019 年より研究用試薬として販売開始を予定しており、今後は生産する標的タンパク質を研究用に限定せず、各種素材、再生医療関連、動物医療関連分野などにも幅広く応用可能な技術にする為の実用化研究を加速していく意向。



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情報提供元： FISCO
記事名：「 コスモ・バイオ---「鶏卵バイオリアクターを用いた組換えサイトカイン製造実用化研究」がA-STEPに採択される 」