CDG<2487>は9日、2019年3月期第1四半期(18年4−6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.7%増の24.63億円、営業利益が同85.8%減の0.10億円、経常利益が同74.7%減の0.20億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同82.3%減の0.10億円となった。

リアル (店頭)とデジタルの融合化によるワンストップサービスの強化を推進し、前期に引き続き新商品の開発に注力した。加えて更なるデジタル面での機能強化策として、SNSを利用したプロモーション施策を中心にアライアンス企業との協業を推進している。

業界別の販売状況は、飲料業界及び自動車・関連品業界において売上が大きく伸びた。飲料業界は、既存顧客から人気キャラクターとのコラボ企画による店頭施策を受注するとともに、新規顧客からはグッズ製作などの大型案件を受注した。

自動車・関連品業界は、当社顧客の調達業務全般のサポート業務の受注により売上が増加した。これは、政府の推進する働き方改革のもと、生産性向上・業務改善に向けた取り組みを加速する企業が増加しており、自社グループではBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)需要に対しての受託を推進したことによる。

ファッション・アクセサリー業界は、顧客の販促施策の変更等により売上が大きく減少する結果となったが、下期には大型案件を受注しており、当初の計画通りの進捗となっている。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.3%増の115.00億円、営業利益が同17.8%増の7.50億円、経常利益が同14.1%増の7.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.8%増の5.17億円とする期初計画を据え置いている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 CDG---1Qは売上高が1.7%増、飲料業界及び自動車・関連品業界において売上が伸長