東海カーボ<5301>は急落。前日に第2四半期決算を発表、累計営業利益は292億円で前年同期比6.9倍、通期予想は従来の657億円から740億円に上方修正している。黒鉛電極やカーボンブラックの価格改定などで収益性が向上している。今期3度目の上方修正、期初予想は430億円であった。上方修正値は市場予想を上回る水準とみられるが、足元の収益急拡大は十分に織り込まれており、当面の材料出尽くしと捉える動きが優勢のようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東海カーボ---急落、想定以上の上方修正にも出尽くし感優勢