sMedio<3913>は2日、西松建設<1820>が推進する「山岳トンネルAIソリューション」に向けて、「sMedio AI Technologies」を活用した共同開発を開始したと発表。

「山岳トンネルAIソリューション」は、山岳トンネル工事における、施工・品質、地山評価、作業員の安全・健康などの課題を解決すべく、AIによる分析と推論を行い、トータルなソリューションを提供するものである。「sMedio AI Technologies」は、基本技術である画像処理をベースとし、画像の特徴点の抽出のためのモデリングからAIエンジンの開発を行い、顧客のニーズにあったクラウドサービスまでのAIソリューションを提供するものである。

今回、「山岳トンネルAIソリューション」の第一歩として、本年度中の完成を目標に、掘削サイクルの判定システムの開発をスタートした。山岳トンネル工事における、穿孔・装薬、発破、ずり搬出、吹き付け、ロックボルト装填の5つの工程をカメラの映像からAIで認識するという内容である。AIソリューションにより、工程進捗をクラウド経由で離れた場所から把握することが可能となるとのこと。



<SF>

情報提供元: FISCO
記事名:「 sMedio---西松建設の「山岳トンネルAIソリューション」にsMedioのAIソリューションを提供