a) アイ★チュウ プレイヤーが教師兼プロデューサーとなって、アイドルの卵「アイチュウ」を一人前のアイドルに育成する、恋愛リズムアドベンチャーゲーム。2015年6月に正式サービスを開始、基本プレイ無料+アイテム課金で、2017年1月には100万ダウンロードを記録するヒットとなった。このため、リアルの関連商品も盛り上がり、音楽CD9枚(シングル5枚、アルバム4枚)、コミックアンソロジー2冊、小説3冊、ファンブックなどを世に送り出した。さらに、「アイ★チュウザ・ステージ」のタイトルで2.5次元※化され、2017年8月~9月に全12回の公演が行われた。
b) A3!(エースリー) つぶれかけのボロ劇団の総監督になったプレイヤーが、新米イケメン劇団員たちを稽古で育て公演成功に導く、イケメン役者育成ゲーム。全編フルボイスで、資金稼ぎのためのミニゲームも収録されている。2017年1月に基本プレイ無料+アイテム課金でサービスを開始、「アイ★チュウ」の成功体験を生かすことで、2018年7月には550万ダウンロードを記録する大ヒットとなった。リアル関連商品としては既に、CD9枚(シングル1枚、ミニアルバム8枚)、コミックアンソロジー2冊ほか多くの商品が売り出されている。また、2018年6月~11月には「MANKAISTAGE『A3!』~SPRING&SUMMER2018~」というタイトルで2.5次元化が東京と大阪の2都市で行われ、ライブビューイングも実施されている。また、2019年1月~3月には、東京・山口・大阪の3都市で、新作公演の「MANKAI STAGE『A3!』~AUTUMN & WINTER 2019~」の上演が既に決定している。そして、2018年夏にはbilibiliによって中国で配信サービスがスタートする予定である。中国以外にも7月から繁体字版(配信地域:台湾、香港、マカオ)のクローズドβテストを小萌科技有限会社と実施したり、世界配信に向けた英語版のライセンス契約をサイバードと締結したりと、矢継ぎ早に海外展開を推し進めている。2018年2月に第2部が始まったばかりでこの状況ということは、「A3!」はさらに大きく育つ可能性があり、人気は当面衰えそうにない。
c) リベル・エンタテイメントのその他の作品 プレイヤーが蒼焔の艦隊の総司令官になり、謎の敵−影の艦隊−と戦う本格海戦ゲーム「蒼焔の艦隊」が2017年9月に基本プレイ無料+アイテム課金でサービスを開始した。事前登録は10万人とも言われ、足もとでも人気が継続しているもようである。そのほか、受託・開発協力タイトルとしては、「乖離性ミリオンアーサー」、「大乱走ダッシュor奪取!!」、「ワンピースROMANCEDAWN冒険の夜明け」などがある。