メディシノバ<4875>は10日、米カロライナ・ヘルスケアシステムの神経科学研究所、神経筋/ALS・MDAセンターで実施されたMN-166のALS(筋萎縮側性索硬化症)を適応とする臨床治験のサブグループ解析データを発表した。

発表によると、ALSに対して、MN-166が症状を改善しうる可能性があるという。

同社は、次のALSを適応とする臨床治験のデザインを協議するために、FDA(米国食品医薬品局)に対して、ミーティングをリクエストするとのこと。

同社の代表取締役社長兼CEOである岩城裕一氏は、以下のようにコメントしている。
「我々は、このサブグループ解析結果から、重篤で致死的な疾患であるALSに対して、MN-166が症状を改善しうる可能性を得て、大変喜ばしく思います。この解析結果は、MN-166 の神経成長因子を含む神経栄養因子の産生を増強するメカニズムの直接的な結果であると考えらます。我々は、FDAとのミーティングを楽しみにしています。」

なお、本件が2018年12月期の業績に与える影響は現在のところ未定だが、業績に重要な影響を及ぼすことが明らかになった場合、確定次第速やかに発表するとのこと。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 メディシノバ---サブグループ解析データ発表。ALSに対して、MN-166が症状を改善しうる可能性を確認