ザインエレクトロニクス<6769>は6日、USB3.1 Gen2のデータ伝送速度である10Gbpsの高速信号伝送時の電気信号減衰補正機能を2チャンネル搭載した汎用リドライバ新製品THCX222R10をPC・モバイル市場を始め、VR・AR・MRなどのいわゆるXR市場向けに営業拡販するため、量産出荷することを発表した。本製品の特徴としては、2.5mm×4.5mmの小型パッケージを採用しており、複数の動作モードをシステムの動作状況に応じて切り替えることで、超低消費電力での電気信号減衰補正を実現できるという。

同製品は、10Gbps程度の伝送速度を有するUSB3.1 Gen2やThunderboltなどのCML(Current Mode Logic)採用の高速伝送インターフェースの電気信号減衰補正へ汎用的に適用でき、通常よりも長距離への情報伝送や、より細いフレキシブルなケーブルによる伝送実現等の付加価値向上が期待できるとの事。


<MW>

情報提供元: FISCO
記事名:「 ザインエレクトロニクス---10Gbps高速信号対応 汎用リドライバ新製品の量産出荷開始