■会社概要

2. 宅配水市場
宅配水とは、サーバーとセットで供給されるミネラルウォーターで家庭や事業所などに宅配されるものを指す。2000年以降に普及が開始し、東日本大震災などの影響も追い風となり2012年頃までに急成長を遂げた。その後成長が鈍化した時期もあるが2015年以降成長軌道が回復し、2017年の市場規模は143,000百万円である。配送方式別に見ると、初期にリターナブル方式で市場が形成され、その後1 WAY方式がより成長してきた。2017年の市場規模はリターナブル76,000百万円(前年比1.3%減)、1 WAY67,000百万円(前年比6.3%増)と明暗が分かれる。プレミアムウォーターホールディングス<2588>は1 WAY方式を採用しており、成長するセグメントをけん引する存在だ。宅配水業界の同業他社としては、ナック<9788>のクリクラ事業、アクアクララ(株)がある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 Pウォーター Research Memo(3):成長する宅配水市場