ハウスドゥ<3457>は14日、同社が提供しているハウス・リースバック事業において取得した個人住宅など収益不動産物件を対象に、不動産特定共同事業法スキームによる匿名組合方式の不動産ファンド「HLBファンド1号」を組成すると発表した。

ハウス・リースバックとは、顧客が所有している住宅などの不動産を同社が買い取り、売却後に顧客と同社がリース契約を結び、今まで同様に住み続けられるサービス。「老後の生活をより豊かにしたい」「相続トラブルを回避したい」など様々な資金ニーズに応えることができ、年間約7,000件の問い合わせがあるなど反響が増えている。

同社では、ハウス・リースバックの取扱い件数およびエリアの拡大を図っている。取得した個人住宅などの資産をオフバランス、証券化・流動化することで財務健全性を確保するため、今回、「HLBファンド1号」を組成する。このファンドは、関東地区、東海地区、近畿地区の85件の物件を対象に3年間の運用を予定し、確定利回りではないが、配当(分配金)は、四半期ごとに収益分配を行い、4%~5%の予定利回りを想定している。

2018年6月期連結業績に与える影響は現時点においては未定としている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ハウスドゥ---不動産特定共同事業法スキームによる匿名組合方式の不動産ファンドの組成を発表