パイプドHD<3919>は28日、ipocaが第三者割当により発行する普通株式の引受を行うと発表した。

同社グループは、中期経営計画において「リ・イノベーション」をテーマに掲げ、積極的な投資を行いながらサービスの開発と普及拡大を図り、会社業績と株主価値の最大化に努めている。

ipocaは、O2Oアプリ「NEARLY(ニアリ)」の提供を通じて、商業施設への送客を支援している。今回の増資引受後、「NEARLY」と同社グループ会社のパイプドビッツが提供する情報資産プラットフォーム「スパイラル」はシステム連携を予定している。これにより、より安全に情報の管理・利活用ができる環境の整備を支援していく方針だ。

この増資により、短期的には「NEARLY」と同社グループが提供するアパレル特化型ECプラットフォーム「スパイラルEC」や会員誘導広告及びその運用の掛け合わせなどによるシナジーが期待されるようだ。また、中長期的には「NEARLY」と同社グループの電子地域通貨の仕組みや飲食業界とのチャネルの掛け合わせによる新機能の拡充や新サービスの開発・拡販などにより、ipoca及び同社グループ相互のさらなる発展を目指していく。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 パイプドHD---ipocaが実施する第三者割当増資を引受