以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家キムさん(ブログ「IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年2月5日11時に執筆

2018年もIPOがついに始まります。第1号となる銘柄は東証マザーズに上場予定のMマート<4380>です。事前人気は高く初値2倍以上が期待できそうです。


上場予定日:2月23日
上場市場:マザーズ
業種:情報・通信業
仮条件:1,140円~1,240円
事業内容:BtoBに特化したインターネットマーケットプレイス事業


公開株数587,400株とオーバーアロットメント88,100株による市場からの吸収額は約8.4億円です。主幹事はみずほ証券となります。業績面に不安はなく、今期の単独業績予想は前期に比べ、純利益が約2.4倍と大きな数字が出ています。

既存株主にベンチャーキャピタルは無く、ストックオプションもありません。仮条件上限である1,240円からPERを算出すると約33.1倍です。

事業内容は、大手企業から中小企業までの業者間取引(BtoB)について、主に「飲食業界」「宿泊業界」「中食業界」を買い手としたインターネットサイトを展開しています。

インターネットサイトには数種類あり、基本的な収益構造は売り手から出店料やサイト利用料などを受け取る流れとなります。買い手は基本的に登録無料となっていますが、有料登録することにより、さらに格安商品が掲載されている会員限定プレミアムコーナーの利用ができるようになっています。

代表的な運営サイトの「Mマート」では畜産、水産、農産品等の食材商品を取り扱っています。「Bnet」では食器や厨房機器等の取り扱いがあります。その他、「卸・即売市場他」や「ソクハン」などのサイトがあります。

2018年1月期の単独業績予想では営業収益が約6億円となっているため、企業規模はまだ小さいようです。今回の上場をきっかけに大きく業績が伸びる可能性は高く、どこまで業績を織り込むかが今後の株価を左右しそうです。上場による調達資金の使い道は、システム開発要員や営業要員の人件費となっているため、期待ができそうです。

年初め第1号のIPOは初値が予想よりも高くなる傾向がありますが、あまり株価が高くなると失速するため、セカンダリー参加の際には要注意だと思います。

Mマートの上場前には、CREロジスティクスファンド投資法人<3487>やザイマックス・リート投資法人<3488>の上場があります。しかし、REIT案件は参加者が限られているため初値妙味は低いように思います。IPO愛好家のターゲットはMマートでしょう。

また、私のブログドメインが変更となっているため、お気に入りに入れている方は新しいドメインの登録をして頂けると嬉しく思います。旧ドメインはしばらくすると使えなくなります。

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執筆者名:キムさん
ブログ名:IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記


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情報提供元: FISCO
記事名:「 個人投資家キムさん:2018年IPOはMマートから始まる、初値良好か!【FISCOソーシャルレポーター】