サンワテクノス<8137>は30日、2018年3月期第3四半期(2017年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比35.5%増の1,040.52億円、営業利益が同75.6%増の26.87億円、経常利益が同61.5%増の29.76億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同65.6%増の20.84億円となった。

日本の売上高は前年同期比29.1%増の813.99億円、営業利益は同40.3%増の14.19億円となった。 自動車関連業界向けの電子部品の販売、産業機械業界向けの電機品及び電子部品の販売が増加した。また、機械部門では搬送設備、生産設備、産業用ロボットの販売が増加したが、FPD関連業界向け及び産業機械業界向けの生産設備の販売は減少した。

アジアの売上高は前年同期比50.0%増の277.39億円、営業利益は同115.3%増の10.98億円となった。アジア地域では、産業機械業界向けの電子部品の販売及び電機品の販売が増加した。

欧米の売上高は前年同期比97.4%増の60.48億円、営業利益は同946.3%増の1.80億円となった。 欧米では、FPD関連業界向けの電機品の販売が増加した。また、産業機械業界向け及びアミューズメント向けの電子部品の販売が増加した。

なお、2018年3月期通期の連結業績予想については、同日に上方修正を発表している。
売上高が前期比23.9%増(前回予想比4.0%増)の1,445億円、営業利益が同26.1%増(同8.6%増)の38億円、経常利益が同30.6%増(同10.5%増)の42億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同83.0%増(同9.4%増)の29億円としている。
また、期末配当予想を1株当たり2円増配し 16 円に修正し、中間配当金14 円と合わせ年間配当金は1株当たり30 円とした。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 サンワテクノス---3Qも2ケタ増収増益、通期の上方修正も発表