以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年12月25日15時に執筆

来年相場を見据えた時に、先日の記事では大きく3つのテーマに関する記事を書いてみました。ただし、中期的な上昇を期待できる個別銘柄という意味では、まだまだピックアップしていこうかと思います。

そこで、本日は年明け以降少しずつでも上値を切り上げていきそうなバイオ株・オンコリスバイオファーマ<4588>に注目していきたいと思います。

■オンコリスバイオファーマ<4588>の基本情報
市場:東証マザーズ

2017年は2015年、2016年に比べるとバイオ株全般に余りパッとしない相場であったと言えます。ただし、2018年の相場では、そろそろバイオ株への資金流入がスタートしても全く違和感はないと踏んでいます。

その中で注目したいのが、オンコリスバイオファーマ<4588>です。

オンコリスバイオファーマ<4588>は、岡山大学発のバイオ創薬ベンチャー企業で、がん治療に特化したがん細胞溶解技術を中核とする企業です。

がん細胞に風邪ウィルスを注入して溶解する技術や、オワンクラゲの蛍光物質を使った血中浮遊がん細胞マーカーの開発等を行い、製薬企業にライセンスアウトする事で収益を上げるビジネスモデルを採用。がん細胞以外にも、B型肝炎やジカ熱など、重症感染症方面へも進出しています。

11月30日に、腫瘍選択的溶解ウイルス製剤『テロメライシン』(OBP-301)について中国の江蘇恒瑞医薬(ハンルイ社)と中国、香港、マカオにおける独占的ライセンス契約を締結すると発表。12月1週目から徐々に下値を切り上げ始めてきています。


■オンコリスバイオファーマ<4588>のチャート分析

オンコリスバイオファーマ<4588>の日足チャートを見てみると、2016年6月7日のザラ場中高値、2,070円を頂点に右肩下がりのチャートを形成していました。

ところが、2017年9月-11月相場の600円台で底打ち、ハンルイ社をきっかけとして、先週半ばから上値抵抗線をブレイク。本日明確に上抜けてきたと見て良いでしょう。

新年相場でも株価は上下に動きながら、徐々にトレンドが転換してくる事が強く予想されます。

1ヶ月で株価2倍を目指せるかと言われたら可能性は低い銘柄だとは思いますが、このまま徐々に下値を切り上げてくる展開になるのではないかと考えています。2018年にどこまで上昇していくか、楽しみに注目していきたいと考えています。

毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。

「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。

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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏




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情報提供元: FISCO
記事名:「 個人投資家元・社長:株価底打ち反転、がん治療を主軸とするオンコリスバイオ【FISCOソーシャルレポーター】