以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年12月18日17時に執筆


一気に200万円台を付けてきた仮想通貨・Bitcoin。報道では、これまでFXを手がけていた層がボラリティーの高さに魅力を感じて仮想通貨取引に流れているといわれていますが、肌感覚では株式投資を行っているユーザー層もかなり仮想通貨に取り組んでいる印象があります。

そんな仮想通貨に関連する銘柄では、セレス<3696>がサイバーエージェント<4751>を割当先とする第三者割当増資を発表。

共同で仮想通貨取引所の新規運営を目指すと発表したことをきっかけに、連日の大幅上昇をみせています。

今後も仮想通貨に関する報道は増えていくと予想されますし、その根底技術であるブロックチェーンは様々な分野で応用されてくるに違いありません。

そこで、本日はブロックチェーン関連銘柄、フィンテック関連銘柄、IoT関連銘柄としても注目されるさくらインターネット<3778>に注目していきたいと思います。

■さくらインターネット<3778>の基本情報
市場:東証1部

さくらインターネット<3778>は法人・個人向けにデータセンター運営を手がける業界大手の企業です。2008年には双日<2768>の傘下入り、2011年には石狩データセンターを開設、2012年には仮想サーバーのサービスも開始しています。

個人的にさくらインターネットのホスティングサービスを利用したことがありますが、サポート体制も充実していますし、個人ユーザーにとっても安心して利用できる環境を提供しているなという印象を持ちます。

こうしたデータセンター事業のほかにも、今後爆発的に伸びてくるであろうIoT関連への投資も積極的に手がけており、保守サービスや運用サービスを手がける企業を買収し、IoT関連の周辺事業を着々と強化しています。


■さくらインターネット<3778>のチャート分析

さくらインターネット<3778>の日足チャートを見てみると、

・2015年12月14日の終値 282円
・2016年1月14日の高値 2,049円

と300円未満だった株価は、1ヶ月ほどで2,000円まで駆け上がりました。

フィンテック関連銘柄として突如急騰し、いわゆる”祭り化”したことは記憶に新しいですね。

現在は、800円前後まで値を戻しつつありますが、株価が800円を割れる水準まで押し下がるとすかさず買いが入りきっちりと入り、非常に底堅い推移を見せています。

来年の相場でも、IoT関連銘柄、フィンテック関連銘柄が見直されるタイミングがかならず来ると予想されます。個人的には今の底値圏を拾ってじっと寝かせておくのも、低リスクの投資法なのではないでしょうか?

毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。

「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏




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情報提供元: FISCO
記事名:「 個人投資家元・社長:底値圏で堅調な推移を見せるIoT関連のさくらインターネット【FISCOソーシャルレポーター】