こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

今年も残すところあと1カ月となりましたね。12/1付の「Daily Outlook」では、年末恒例となる干支と相場格言についてまとめているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『干支(えと、十干十二支)にまつわる相場格言の「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(う)跳ねる」が話題となる季節がやってきた。来年の干支は戊戌(つちのえいぬ)である』と相場格言を紹介しています。

続けて、1950年以降の日経平均の騰落率干支ごとにまとめ、『戌年は9.8%、十二支中7番目だが、年間騰落は4勝1敗と良好である。勝率が最高の申、酉年(11月末で18.9%上昇と5勝の可能性大)に続く戌年だが、高い勝率を確保している点に注目したい。戌年唯一の1敗は1970年、申酉が34%、38%上昇の大騒ぎとなった後、戦後2番目の「いざなぎ景気」が終わった年である。当時と違い、申酉の上昇(0.4%、18.9%)が限定的な来年は、勝利が期待できよう』と分析しています。

さらに、『今年、名目 GDP は過去最高水準を更新する局面に入り、企業業績の好調を受けた日経平均株価は約 26 年ぶりの高値を付けた。高値警戒感も出るなか、「もうはまだなり」と、まだまだ投資機会が続くとみるのに、戌年はピッタリの年と見込まれる。まだかまだかのデフレ脱却も来年には漸く宣言される可能性が高まっている。また、来年は冬期五輪・韓国ピョンチャン大会(前回戌年 2006 年は「イナバウアー」が流行語になった伊トリノ大会)、サッカーワールドカップ・ロシア大会が開催される。「やるな日本」となって、多くの人々に「笑い」が訪れる年になることを期待している』との見解を述べています。

最後にレポートでは、『干支に関連した銘柄を考える時、「いぬ」は最も身近な動物だけにイメージされる銘柄も多い』として、『戌(いぬ)がイメージされる主な銘柄』を紹介しています。具体的にはソニー<6758>やソフトバンクG<9984>、大塚商<4768>など全10銘柄が挙げられていますので、詳しくは12/1付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

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フィスコリサーチレポーター 花田浩菜




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情報提供元: FISCO
記事名:「 来年は戌(いぬ)年、まだまだいけるぞ、「笑い」の年、SMBC日興証券(花田浩菜)