アンリツ<6754>は大幅反発。前日に上半期決算を発表、営業利益は5.7億円で前年同期比34.1%の大幅減益となっているが、悲観的な見方が強まっていた中で短期的な悪材料出尽くしと捉えられているようだ。海外子会社におけるリストラ費用を考慮すれば、実質的には市場想定通りの水準で着地した格好。また、7-9月期の計測事業の受注高が142億円で前年同期比11.1%増となり、12四半期ぶりの増加に転じている。業績ボトムアウトの兆しと受け止められている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 アンリツ---大幅反発、計測事業の受注回復などで大幅減益決算も悪材料出尽くし感