第一三共<4568>は反落。米社との制吐剤配合麻薬性鎮痛剤「CL-108」に関する開発・販売契約を解除、これに伴い第2四半期に減損損失約278億円を計上すると伝わっている。ただ、もともと米国の疼痛事業を大幅縮小する方針は示しており、むしろ、本日の下落は前日に大幅上昇した反動とみられる。アストラゼネカが過去に買収提案と前日に伝わっているが、今後は買収に至らなくても、提携関係構築などのポジティブな流れに発展する可能性などは残る。

<HT>

情報提供元: FISCO
記事名:「 第一三共---反落、米国疼痛事業の縮小は想定線