テラ<2191>は10日、2017年12月期第2四半期連結累計期間(2017年1月-6月)において、減損損失を特別損失に計上することを発表した。

同社グループは医薬品事業におけるがん治療用再生医療等製品として、樹状細胞ワクチンの承認取得へ向けた開発設備投資について、再生医療等製品の承認取得まで長期間使用することを予定していた。しかし、この期間中に収益獲得の見込みがないことを踏まえ、投資時に減損処理を実施したため、第1四半期に計上したものを合わせて特別損失として1.61億円を計上した。

なお、今回の特別損失については、2月14日開示の2016年12月期決算短信に記載の業績予想に織り込み済みである。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 テラ---設備投資費1.61億円の特別損失を計上