同社は、昨年11月から自治体向けファイル無害化自動連携ソリューション「Votiro Auto Suite for FileZen」を提供している。これは総務省の自治体情報システム強靭化向上モデル環境下でのファイル無害化を実現するもので、教育委員会や社会インフラ分野の企業や団体において、情報セキュリティのガイドライン策定時の参考にされている。
無害化対象のファイルはメール経由、Web経由で受け取ると考えられる。同社の「Votiro Auto Mail Link with matriXgate」は添付メールの無害化を実現できるソリューションとして、2017年4月にリリースしたが、今回Menlo SecurityのMSIPの取り扱いによりメールのみならず、Web経由のマルウェア対策も、施すことが可能となった。Menlo SecurityのMSIPを「社内のセキュリティポリシー上、クラウドが利用できない、自社で運用したい」企業へMSIPのオンプレミス版の提供を行う。2018年3月末までに50以上の企業、団体へ導入することを目標としている。