以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家キムさん(ブログ「IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年7月22日11時に執筆

シェアリングテクノロジー<3989>が8月3日に上場します。
公開株数が多いため、抽選枠での当選者も多いことでしょう!


■シェアリングテクノロジーの詳細
上場予定日:8月3日
上場市場:東証マザーズ
業種:情報・通信業
仮条件:1,560円~1,600円
事業内容:ライフサービス領域に関する「バーティカルメディアサイト」及び総合プラットフォームサイト「生活110番」の運営、WEB集客にかかるコンサルティング業務等
公開株式数:1,200,000株
オーバーアロットメント:180,000株
市場からの吸収金額:約22.1億円(仮条件上限)


主幹事は大和証券が務め、公開株数の90%である1,080,000株を配分する予定になります。大和証券のIPO抽選ルールは基本的に引受の15%をインターネット申込者に対し抽選配分するそうなので、162,000株の機械的な抽選が行われることになります。

他の証券会社だと抽選による配分は10%程度が多いため、大和証券だとIPOの当選確率も上がると思われます。また「チャンス当選」という独自ルールもあるので、気になる方は公式サイトをじっくり見てみるとよいでしょう。

シェアリングテクノロジーは暮らしのなかで困りごとを抱える顧客と、生活に密着したサービスを提供する専門業者とをマッチングさせるサービスを行っています。簡単に言えば、自社インターネットサービスを媒介し、企業を紹介しているイメージでよいと思います。

「生活110番」や「カギ110番」、「雨漏り修理110番」などのサイトを運営しているためお世話になった方もいるかもしれません。またメディア数は119ジャンルあり、加盟店数は2,238店となっているようです。
2017年9月業績予想では増収見込みであり、利益も大きく跳ね上がる予想となっています。

初値は公開価格の2倍程度になるのではないかと個人的に考えています。
公開株数が多く、東証マザーズIPOとしては上場規模も大きいことから不安に思う方もいると思いますが、ソウルドアウト<6553>やクロスフォー<7810>を見る限り、公開価格を割り込むような初値は付かないでしょう。

8月はIPOが少ないことから、セカンダリー投資への期待も高いと思います。初値2倍程度であれば、投機的な売買で数日間は賑わう可能性があります。

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執筆者名:キムさん
ブログ名:IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記


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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家キムさん:シェアリングテクノロジーは初値期待が高いのか?公開株数も多め