ベルシステム24ホールディングス<6183>と伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)<4739>は30日、CTCファーストコンタクト(CTCFC)を両社の合弁会社とすることにより、BPO分野でのビジネス拡大を推進していくと決定したと発表。CTCFCはCTCの100%子会社で、サービスデスクやコンタクトセンターなどの業務アウトソーシングサービスを担う。2017年7月3日以降、ベルシステム24はCTCFCの51%の株式を保有することになる。

ベルシステム24とCTCの両社は、2015年7月に締結した伊藤忠商事<8001>との3社包括提携に基づき、BPO分野でのビジネス拡大に取り組んできた。ベルシステム24は、CTCが推進するIT技術を組み合わせたBPO事業やCTCFCの持つ高品質なサービスデスク・ナレッジの運用メソッドを、AI等の新技術を活用した「Advanced CRM」「Advanced BPO」に取り込むことで、ビジネスの拡大を目指すことに加え、中期経営計画における成長戦略「新領域での拡大」を加速する考え。

また、CTCは、ベルシステム24の全国30拠点のコンタクトセンターや、様々なCRM及びBPOソリューション、人材採用・教育におけるノウハウを活用して、CTCFCを基盤として、BPO事業の拡大を図る。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ベルシステム24HD---CTCとの提携強化によりBPOビジネスを拡大、CTCファーストコンタクトを合弁会社化