ダイヤモンドダイニング<3073>は27日、「chano-ma」「茶茶」をはじめとした飲食店店舗等合計83店舗を展開している商業藝術(本社:渋谷区)の発行済全株式を6月1日付で取得し、完全子会社化すると発表した。

ダイヤモンドダイニングは、飲食事業を中心にアミューズメント事業、ウェディング事業へも事業領域を拡大し、2017年3月末現在、国内外合わせて274店舗を直営展開している。今回の子会社化により、双方が持つブランド力及びこれまで培ってきた業態開発ノウハウ、立地戦略、教育システム、管理システム、仕入れ等を共有し、積極的に活用することで企業価値の向上やコスト削減等のシナジー効果の創出を目的としている。

さらに、商業藝術はダイヤモンドダイニングが参入していない、商業施設等でのノンアルコール業態を強みとした事業や中国地方(特に広島県)での直営飲食店も展開している。これにより、ダイヤモンドダイニンググループ内での事業領域やエリア展開領域の拡大を実現していく考え。ダイヤモンドダイニングは4月14日に持分法適用関連会社であるゼットン(直営66店舗)の連結子会社化を発表したばかりであり、今後の動向が注目される。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ダイヤモンドダイニング---商業藝術の子会社化を発表