グリーンペプタイド<4594>は11日、同社のリード開発品であるがんペプチドワクチンITK-1をはじめとした抗体測定用の検査試薬に関する特許出願が、日本において特許査定を受けたと発表。

ITK-1は、複数のがん抗原由来のペプチド(12種)から構成され、その中から、投与前に患者の免疫応答状態の良いペプチドを4種選択して投与する「テーラーメイド型投与方法」を採用した薬剤。本特許は、その投与する4種の薬剤を選定するため、各患者の血中に存在する薬剤ペプチドに反応する抗体の量を調べる検査試薬に関するもの。これにより、がん免疫治療薬として開発中のITK-1プロジェクトが、知的財産権面でさらに強固に保護されることに。ITK-1は、富士フイルム株式会社に独占的にライセンスされており、現在国内において第3相臨床試験が実施されている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 グリーンペプタイド---がんペプチドワクチンの薬剤選定に用いる検査試薬に関する特許査定