■株主還元策

アーバネットコーポレーション<3242>の剰余金配当は、配当性向35%(税効果会計による影響を除く)を目標としている。2016年6月期は、期初予想を上回る大幅な増収増益となったことから前期比3.0円の増配となる年16.0円配(中間7.0円、期末9.0円)を実施した(配当性向35.1%)。また、2017年6月期についても、前期比2円増配となる年18.0円配(中間9.0円、期末9.0円)を予定している(予想配当性向35.4%)。

弊社では、同社の比較的安定した事業特性や収益基盤を踏まえ、中期的にも利益成長に伴う増配の余地を含め、高い配当水準が維持される可能性は高いとみている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 アーバネット Research Memo(11):高い配当水準が維持される可能性は高い