RIZAPグループ<2928>は3日、RIZAPプログラム実施を通じたメンタル面での改善に関する研究結果を発表した。

子会社のRIZAP(本社:新宿区)が筑波大学水上研究室と「ダイエットプログラム参加者の心理的変化」に関する共同研究を実施し、同社に入会した無作為抽出の82名に対し、開始前、実施中、終了後に心理状態に関するアンケートを実施した。主観的健康観・自尊感情・うつ病自己評価尺度を筑波大学にて分析した。

主観的に健康観はあまり健康でないと考えている人の割合は、全ての対象者の中で入会時に31.7%いたことに対し終了時では7.3%。入会時に肥満傾向の人は入会時45.5%に対し終了時は10.9%になった。自尊感情が上がった人は入会時に比べ76%。うつ病自己評価尺度(40点未満が正常範囲)は、入会時のうつ傾向が高い人(40点以上)は終了時には平均4.4点改善、うつ傾向が低い人(40点未満)は平均1.8点改善された。

同社によると、ダイエットプログラムを通じて実施する低糖質食事法と筋力トレーニングが身体組織の変化に加え心理的にも前向きになる変化を生み出すこと、またプログラム終了後には自分自身に対しての肯定的な感情が大きくなり、否定的な感情が自信や期待に変化することが実証されたという。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 RIZAPグループ---RIZAPプログラムがメンタル面の改善を可能に