■業績動向

2. 財務状況と経営指標
ハウスドゥ<3457>の2017年6月期第2四半期末の総資産は、15,537百万円と前期末比2,642百万円増加した。流動資産は、同1,270百万円の増加となったが、主に不動産金融事業の営業貸付金1,018百万円に起因する。売買事業の商品在庫が占めるたな卸資産は、同61百万円減と抑制されている。固定資産は、ハウス・リースバックの案件増加に伴い同1,372百万円増加した。ストック型ビジネス事業拡大に伴い、有利子負債は10,297百万円と同2,302百万円増加した。その結果、自己資本比率は前期末比1.4ポイント減の15.4%に低下した。将来、ハウス・リースバック事業にかかわる資産のオフバランス化などにより、財務の安全性を高めることを検討している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ハウスドゥ Research Memo(6):有利子負債が大幅に増加