以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家中原良太氏(ブログ「株式予報」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年3月25日22時 に執筆

From: 中原良太
横浜の自宅より、、、

なんだか、雲行きが怪しいなぁ…。

日経平均は19000円を割り込む場面も出てきており、

一部の経済指標も、
移動平均線を割り込んできたものも出てきました。

要するに、
「上昇トレンドが崩れつつある」
といった印象です。

それもそのはずで、
円安主導や原油高主導で
相場上昇が進んできた、
これまでの状況が、
追い風がふと止んでしまい。

円高。原油安。

相場上昇の大きな材料が無くなり、

投資家たちもなかなか
買いに入りづらい状況なのかもしれません。

ですので、今までのように、
上昇中の銘柄を狙った「イケイケどんどん」な
取引手法では、なかなか利益を出せなさそうな感じ。

そろそろ【ひと波乱】あってもおかしくなさそうです。

念のため、通常時よりも投入資金量を引き下げるなどして、
いつもより慎重に臨んだ方が、良いかもしれません。

これからは、少し僕らも様子見姿勢を強めて、

上昇トレンドの株の株価下落を【待つ】ような
「押し目買い戦略」などが有効かもしれません。

ちなみに、、、
私自身がよく使っている投資法は以下の3通りしかありません。
それは、以下の3通りです。

【相場が上昇相場のとき…「順張り投資」】
年初来高値更新銘柄など、上昇傾向が強い銘柄の続伸を狙います。

【相場が下落相場のとき…「逆張り投資」】
暴落相場などで、中長期で下落した銘柄のリバウンドを狙います。

【相場がボックス相場のとき…「押し目買い投資」】
人気株の下落を狙って、小さなリバウンドを狙います。

上記のように相場の状況によって投資法を使い分けると、
過去の統計上、利益を出しやすかったようなのです。

この3つの投資法を使い分けることで、
どんな相場でも利益を出せると期待できます。

このパターンを踏まえた上で、、、
僕の投資スタンスはこんな感じです。

【TOPIX:押し目買い】
注目中の銘柄例:セーレン<3569>
業績は着々と拡大している上、2月7日には上方修正・配当の増額も発表しています。短期的な株価下落を狙って、押し目買いの機会を狙うのもアリか。

【マザーズ:押し目買い】
注目中の銘柄例:アカツキ<3932>
2月13日に上方修正を発表。業績が急拡大していることもあり、長い目で見た時に上昇が期待できるか。短期的には下落しているものの、下落トレンド入りしない限りは、押し目買いのチャンスを伺いたい。

以上が、いまの僕の投資スタンスです。

もちろん、100%の確信などはありませんので、
「何が起きても対応できるよう準備しておく」のが、
良いでしょうね。

ということで、
今週も気を引き締め直して、
着実に利益を狙いましょう〜!

- 中原良太
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執筆者名:中原良太
ブログ名:株式予報


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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家中原良太:もう「イケイケどんどん」は危険では…?