a) 生花祭壇事業 生花祭壇事業は、売上高が前年同期比5.2%増の1,570百万円、セグメント利益が同0.2%減の128百万円であった。葬儀業全体の売上単価がほぼ横ばいで推移するなかで、引き続き、加工物流センターを生かした低価格商品の推進等により、生花祭壇(単体)の受注件数(施行件数)が9,503件(前年同期比7.4%増)に拡大したことや、新たに開設した成田営業所(9月から営業開始)が増収に寄与した。特に、受注件数については、関東エリアが4,789件(前年同期比12.3%増)と大きく伸びてり、シェア拡大に向けた取り組みが奏功していると言える。一方、受注単価については59,676円(前年同期比4.6%減)と下落しており、そのうち関東エリアにおいては55,460円(同6.5%減)と下落率が高くなっているが、ほぼ想定内のようだ。
c) ブライダル装花事業 ブライダル装花事業は、売上高が前年同期比8.0%減の248百万円、セグメント利益が同28.2%減の32百万円であった。銀座・葉山2会場での生花装飾の独占業務委託による売上げは堅調に推移したものの、全体的な受注単価の下落に加えて、関東エリアにおける件数微減の影響により減収となった。また、利益面でも減収による押し下げのほか、一部原価率の高い案件を受注した影響により利益率が低下した。