同社の事業開発状況としては、がん治療用抗体を目指すLIV-1205(ヒト化抗DLK-1抗体)およびLIV2008b(ヒト化抗TROP-2抗体)において、スイスのADC Therapeutics(以下、ADCT社)と、Antibody Drug Conjugate(ADC:抗体薬物複合体)での全世界における独占的な開発・製造・販売権に関するオプションライセンス契約を締結して、ADCT社にて評価を行っている。研究開発の状況としては、ADLib®システムの技術改良、および完全ヒトADLib®システムを用いた抗体作製プロジェクトを実施。しかしながら、引き続き研究開発費が重く、赤字を継続している。