サイバーリンクス<3683>は2月13日、2016年12月通期(2016年1-12月)決算を発表した。売上高が前年同期比0.2%増の93.10億円(前年同期は92.96億円)、営業利益が同20.8%減の5.82億円(前年同期は7.34億円)、経常利益が同19.1%減の5.88億円(前年同期は7.26億円)、四半期純利益が同22.1%減の3.33億円(前年同期は4.28億円)となった。

ITクラウド事業においては、主力サービスである流通食品小売業向け基幹業務クラウドサービスを始め、前年度に合併にしたインターネットEDIサービス(BACREX)を含むクラウドサービスの提供拡大により、流通業向けクラウドサービス分野の売上高が増加した。しかし、官公庁向けクラウドサービス分野については、前事業年度に比べ売上高は減少した。

モバイルネットワーク事業においては、実質販売価格見直しの影響による来店客数減少が続き、携帯電話端末販売台数及び売上高は前事業年度を下回ったが、ドコモ光の獲得等により増益を確保した。

また、AIやタイムスタンプ等の先進的な研究開発投資を積極的に行った。

2017年12月期通期の業績予想は、@rms基幹次期バージョンのリリースもあり、売上高が前期比5.3%増の98.00億円、営業利益が同4.9%増の6.11億円、経常利益が同8.8%増の6.40億円、当期純利益が同15.9%増の3.87億円としている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 サイバーリンクス---2016年12月期決算はITクラウド事業が好調、次期は増収増益予想