デジタルアイデンティティ<6533>は13日、2016年12月期決算を発表した。売上高が前年比36.4%増の49.20億円、営業利益が同277.4%増の3.03億円、経常利益が同280.4%増の2.98億円、当期純利益が同394.6%増の1.99億円と大幅な増収増益となった。

セグメント別では、デジタルマーケティング事業において、人材教育・人材採用に注力して販売体制の強化を図り、運用型広告の拡販に引き続き取り組んだ結果、既存取引先からの受注額の増額や新規取引先の獲得が順調に推移した。ライフテクノロジー事業においては、主力アプリ「チャットで話せる占いアプリ-ウラーラ」をはじめとする占いアプリを中心に、コンテンツの企画開発・販売に引き続き注力。アプリの知名度向上と、新規ユーザーの継続的な獲得に向けて、Web媒体を中心に広告プロモーション施策を実施する等、収益拡大のためにリソースを投下した。

2017年12月期通期の業績予想は、売上高が前期比23.5%増の60.76億円、営業利益が同19.0%増の3.60億円、経常利益が同20.6%増の3.60億円、当期純利益が同24.0%増の2.46億円としている。

デジタルマーケティング事業では、各主要サービスの受注見込及び実績、既存大口取引先の動向、また持続的な成長が見込まれるインターネット広告市況等を勘案し、引き続き取扱高の伸長を見込んでいる。ライフテクノロジー事業では、引き続き、主力の占いアプリの新規ユーザー獲得に向けたプロモーション施策を実施して収益拡大を図る。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 デジタルアイデンティティ---16.12期当期純利益は394.6%増の1.99億円、来期も増収増益の予想