テックファームホールディングス<3625>は、10日に17年6月期の第2四半期(7-12月期)決算を発表した。売上高は前年同期比17.0%減の18.82億円、営業損失は1.62億円(前年同期0.71億円の損失)、経常損失は1.71億円(同0.85億円の損失)、四半期純損失は1.08億円(同0.90億円の損失)となった。

ソフトウエア受託開発事業は、新規顧客の開拓、既存顧客の事業運営状況を把握した深耕営業に取り組んだ。比較的規模の大きなプロジェクトが前期に終了したことにより、売上高は前年同四半期比較で減少しているが、採算管理の徹底やコスト抑制によりセグメント利益は増加した。自動車アフターマーケット事業は、部品商・ガラス商向けシステムで、当初計画していた見込顧客へのアプローチが下期へ移行する見込みであり、また、ユーザーニーズの調査に付随する営業費用及び開発コストが先行しているが、今後は一層の見込顧客及び新規顧客の開拓に取り組む。

17年6月期通期については、売上高が前期比1.0%増の47.00億円、営業利益が同416.3%増の1.37億円、経常利益が同555.2%増の1.24億円、当期純利益が0.01億円とする8月12日に公表した業績予想を据え置いている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 テックファームホールディングス---第3四半期売上高は18.82億円、ソフトウエア受託開発事業の利益が増加