■農業総合研究所<3541>の事業の状況

(7)集荷場

農産物を一度集める集荷場も堅調に増えており、2016年8月末時点で57ヶ所となった。うち、FC集荷場は、40ヶ所ある。また、都道府県別導入産地は現在23都府県に拡がっており、山形県から沖縄県まで集荷場がある。今後も人口200万人都市を中心に集荷場を増やしていきたいとしている。

業務提携によるFC集荷場の例として、例えば、兵庫県は神姫バス(株)が倉庫を借りて野菜、果物を集荷している。淡路島ではパソナ(パソナグループ<2168>)、奈良県は近鉄グループホールディングス<9041>、茨城県は鴻池運輸<9025>、愛知県はJA、千葉県は日本郵便(株)、など地元に根付いた会社と提携している。

(8)財務状況

貸借対照表では、上場公募増資に伴う現預金の増加と、取引ボリュームの拡大により総資産が大幅に増加している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 福田 徹)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 農業総合研究所 Research Memo(8):集荷場も業務提携などにより堅調に増加