■事業内容

MCJ<6670>は2016年10月現在、連結子会社として、パソコン関連事業を行う11社と、総合エンターテインメント事業を行う1社の計12社を有している。主要企業の概要について以下記載する。

(1)パソコン関連事業

a)(株)マウスコンピューター
PC及び周辺機器の製造及び販売。 同社の前身でグループ子会社間の中核的位置にある。製造に係る企画・開発、製造、販売及びアフターサービスまでの一貫した製造バリューチェーンを国内に有する。PCのBTO(受注生産方式)を特徴とし、通常モデルの他に、法人向けPC、クリエイター向けPC、ゲーム用途PCといった特徴のあるPC製品群に加え、タブレットやスマートフォンなど幅広く取り扱う。

b)(株)ユニットコム
オリジナルPC、PC自作用パーツ、周辺機器等の販売。「パソコン工房」、「グッドウィル」等の店舗名称で、全国に店舗展開しており、近年では製品販売に加え、利益率の高いサポートサービスなどの関連サービスに注力している。

c)テックウインド(株)
PC及びPC周辺機器パーツの卸売・販売。マイクロソフトやインテルなどの正規代理店を担うなど、総合的にIT関連機器、パーツ類を取り扱う。PC専門店、家電量販店、流通商社、一般事業法人などへの卸販売を中心に、自社オリジナルブランドの製造・販売まで行う。

d) iiyama
モニタの開発及び販売。デスクトップモニタ、タッチパネルモニタ、デジタルサイネージなど、モニタ関連商品を幅広く取扱う。オランダに本社を置き、欧州にて事業展開している。

(2)総合エンターテインメント事業

●(株)aprecio
複合カフェ(コミック&インターネットカフェ(マンガ喫茶))の店舗運営。マンガ、ネットゲーム、カラオケ、ダーツ、ビリヤード、卓球、シャワー、印刷など多目的の時間消費型複合リラクゼーション施設。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)



<NB>

情報提供元: FISCO
記事名:「 MCJ Research Memo(3):パソコン関連事業とaprecioを運営する総合エンターテインメント事業からなる