*09:10JST 日経平均は202円安、寄り後はもみ合い 日経平均は202円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が強含みで推移したことが東京市場で投資家心理を慎重にさせた。さらに、今週は半導体大手の米エヌビディアの5-7月期決算発表が日本時間28日早朝に予定されていることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数は下落したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら続伸したことが東京市場で半導体関連株などの株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=147円40銭台と、昨日15時30分頃と比べ30銭ほど円安・ドル高に振れたことが輸出株などの株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は202円安、寄り後はもみ合い