*06:31JST NY為替:米雇用統計が弱く年内利下げ観測強まる、ドル反落 1日のニューヨーク外為市場でドル・円は150円61銭から147円30銭まで下落し、147円42銭で引けた。米7月雇用統計で雇用者数が予想を下回ったほか、過去2カ月間の大幅下方修正など弱い結果を受けて年内の利下げ観測が強まった。米7月ISM製造業景況指数も予想外に悪化、米7月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値も予想外に下方修正されたため10月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを100%織り込み、ドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは1.1392ドルから1.1597ドルまで上昇し、1.1586ドルで引けた。ユーロ・円は172円00銭から170円29銭まで下落。トランプ政権関税や米露関係悪化を警戒しリスク回避の円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.3144ドルから1.3310ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8168フランから0.8027フランまで下落した。

<MK>
情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米雇用統計が弱く年内利下げ観測強まる、ドル反落