*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:堅調推移か 本日の東証グロース市場250指数先物は、堅調推移となりそうだ。前日8日のダウ平均は165.60ドル安の44240.76ドル、ナスダックは5.94pt高の20418.46ptで取引を終了した。主要経済指標の発表なく、寄り付き後、まちまち。トランプ大統領が新たに設定した上乗せ関税分の猶予期限8月1日の延長を認めない方針を示したため警戒感が広がり相場の売り圧力が強まった。関税を巡る不透明感にダウは終盤にかけて、売りが加速した。ナスダックは人工知能(AI)関連の強い需要期待が根強く下値を支え、かろうじてプラス圏を回復し、まちまちで終了。まちまちだった米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、堅調推移となりそうだ。トランプ政権による関税不安が高まる中で、輸出企業の少ないグロース市場にはリスク選好的な資金が流入している。夜間取引で日足のパラボリックが陽転したほか、日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限が強力な下値支持として意識されるなど、テクニカル面でも買い優位となっている。個人投資家の個別株物色も全体をサポートしそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt高の729ptで終えている。上値のメドは740pt、下値のメドは720ptとする。 <SK>
情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物見通し:堅調推移か